静岡 久能山東照宮 出世のパワースポット? ご祈祷もしてもらいました。徳川家康公のほかにお二人も祀られていますが、仲良くされてるのかな?
おとなりおんです。
鰻つながりではないですが、静岡に行った時に、
久能山東照宮に行った時のことです。
MAPはリーフレットの中面から載せてます。
MAPの下にある階段は1,159段あるそうです。
ご家族連れの方は、このあたりでいちご狩りをすると
駐車場がセットになっていたり、割引だったりするそうです。
暑い日でしたので、階段を登るパワーもなく、
MAP左の日本平から行くと、駐車場は無料ですし、
ロープウェイにも乗ってみたかったので、
日本平から行きました。
先に、日本平ホテルでちょっとパンケーキを食べて休憩。
焼いて出てくるので時間がかかります。
外で散歩したりできます。
少し雲がかかっていたのですが、天気が良ければ、
左に富士山で右に三保の松原が見えます。
おそらく真ん中に見えているのが三保の松原だと思うのですが。
20分くらい待ったらパンケーキが出てきました。
薄いタイプです。バニラアイスにベリー系のソース。
GoProから画像取ったので歪んでますが、
お約束で手を振ってます。
画像の少し上に見えてますが、内装も江戸時代って感じです。
お殿様(あおい号)とお姫様(たちばな号)のゴンドラが2つあります。
乗っている間は5分間くらいで、
ガイドさんがずっとしっかり案内をしてくれますので
十分このあたりについては堪能できると思います。
ロープウェイと拝観券とセットで買うと割引がありましたので
行かれる方はセットで買われた方がお得です。
ロープウェイしか乗らないってことはないと思うので。
ロープウェイを降りて少し歩くと博物館があります。
私が行った日は、徳川家15代の歴代将軍所用の甲冑が展示されてました。
撮影禁止でした。
すぐ外に、プラモデルが展示されていて、なんでかなあと思ったのですが、
そういえば、以前高野山に行った時も、徳川家康公のお墓にガンダムの
プラモデルがお供えされていて、なんでだろうと思ったことも思い出し、
説明を読んでみると、
静岡はタミヤという男の子のあこがれのプラモデルの会社があるそうで、
(これはあとで、帰ってからプラモデル好きの人に聞いた)
静岡県はプラモデルの出荷額が日本一だそうです。
家康公のガンダム?もありました。
それで高野山のお墓にもお供えされてたのかな。
今さらですが、久能山東照宮は、徳川家康公をお祀りしています。
歴史に疎い私でも知ってる武将です。
おまけに、豊臣秀吉公と織田信長公も一緒に祀られてます。
大河ドラマで一緒に出てきてた方たち。
一緒に戦ってたけど、敵だったりもしたはず。
一緒に祀られてOK?
高野山にも3公のお墓あったけど。
実在した武将が神様として祀られているのも不思議ですね。
博物館を過ぎると桜門があります。
リーフレット右下の図を参照していただくと獏(ばく)が載っていると
思いますが、昔は、獏は夢を食べるのではなくて、
鉄を銅などを食べるものと思われていたそうで、
鉄や銅は戦の時は刀や鉄砲などに使用されるため、
戦が起こると獏が食べるものがなくなってしまいます。
獏がいてるってことは、戦が起こっていないということで、
平和の意味で獏がいてるそうです。
桜門4か所に獏はいます。
桜門をくぐると、すぐ左手に家康公の手形があります。
お約束で、上に手を重ねましたが、意外と小さかったです。
どんどん進みまして、国宝の拝殿です。
人がいっぱいでしたので、この画像になりましたが、
本当にきれいで、彫刻は繊細で圧倒されます。
今の時代でもこれを作るのは大変。
もう金が~。キンキラキンです。
画像が小さすぎてわからないと思いますが、
この金の葵の御紋にいくつか違うものがあります。
上の画像の右側を拡大しました。
これ以外にもあるそうですが、見つけられませんでした。
昔は、きれいに完成すると、あとは壊れる、廃れるだけで、
火事が起こったりするとの考えで、どこかに未完成のところを残すように
していたとか。それでわざと葵の御紋の向きを少し変えていたようです。
ここから少し歩いて家康公のお墓に行きます。
家康公が、ここに眠っているのか、日光東照宮の方に眠っているのかは
永遠のテーマというか、常にお互いが、こちらに眠っていると
思っているので。
ただ、骨がどちらにあるかというより、私は、
家康公は両方とも行き来してらっしゃるんじゃないかなあと感じました。
足があってそこにずっといてるわけじゃないし、
神だから自由に移動できるか、もっと上から両方を
手元にあるかのように見てらっしゃると思います。
写真でも感じるかもしれませんが、ここもすっごい雰囲気があるところでした。
なにげに、予約もしてなかったのですが、
いきなりご祈祷してほしいと思い立ち、
お守りを販売していた巫女さんに、予約してないけど
ご祈祷してほしいと伝えたら、社務所に聞いていただけて
していただけるとのこと。
少し待ってくださいと言われて、待っていたのですが、
結構待ちました。まだまだかかるのかなあと思っていたら
汗をかきながら、神主さんが来られまして。
もしかして・・・と思い、聞いてみたら、
下から、準備して階段をあがって来られたとのこと。
1,159段・・・。
無事ご祈祷をしていただき、
その神主さんが、先ほど書いた獏の話や、葵の柄の話、日光東照宮の話
などを丁寧にしてくださいました。
もっといろいろ楽しくお話しいただいたのですが、
端折りすぎててすみません。
話が盛り上がりすぎて、巫女さんに次のご祈祷の方がお待ちですと
止めに来られました。
拝殿の中の写真を撮っていいよとおっしゃってくださり、
写真を撮りました。
東照宮は50年に一度全部塗り替えられることになっているそうなんですが、
この画像の右上あたりの色は塗り替えられていなくて、
先ほどの話と同様に、完成させるといけないから、
わざと一か所塗り残しているそうです。
そして、3人の武将がお祀りされています。
ここはご神域で近寄れませんでした。
本当に丁寧に説明していただけて、ものすごく勉強になりました。
ご祈祷の帰りにお札や絵馬などいろいろいただいたのですが、
お供えのおさがりもいただきました。
お神酒とかお餅はいただいたことがあるのですが、
シーチキンです。さすが静岡。
神主さんが本当に長い時間詳しく説明してくれて
熱い思いで、東照宮のこと大好きなんだと伝わってきました。
もうそれだけで久能山東照宮が大好きになりました。
また行きたいと思うし、日光東照宮にも行きたくなりました。